1 minute

2002年11月17日
秒針が1秒1秒刻んでゆくのを
ただじっと見ていた

戻らない時とわかっているのに
その場所から歩き出すことが出来なくて

私はいつからこんなに弱くなったのかなと
一人自問自答する

あなたがいてくれた日々は
とても暖かい春の日差しのよう

今は何も考えられず
この場所に佇む

さよならと
告げる時間も無かった
さよならと
告げる1秒を

時よ 
今私に戻して

dear my sweetheart

2002年11月16日
ねぇ?
私の言葉はあなたに届いてる?
ねぇ?
私の声はあなたに聞こえてる?

とても大好きで
誰よりも大切で
時々ケンカをしてしまうこともあるけど
私は誰よりもあなたが好きだよ

普段はまじめに言うことなんて出来なくて
ちゃんと届いてるのか心配だけど

私の心はいつでもあなたのもの
だからいつまでも
私と一緒に歩いていってね

彷徨人

2002年11月15日
夜の闇は深く
すいこまれそうになりながら
僕は君の姿を探す

君はいつも儚げで
いつも何処か不安定で

夜の闇は深く
僕がいくら光で照らそうとしても
なかなか君の心をつかむことができない

本当はね
もう手の届かないところにいるんじゃないかって
いつも心配なんだ

でも僕は探し続けるから
ずっと探し続けるから
だからいつかは出ておいで

その深い暗闇から

runaway

2002年11月13日
何かに追われているような
そんな焦燥感をいつも感じていて

誰にも何もいわれてないのに
常に後ろでささやく声がするような

あせってるのかな
何に?
どうしよう
何を?

答えは出なくて
ただただ前へ走っていこうとするだけ
ただただもがいているだけ

sweets

2002年11月7日
甘い夢だけを食べていけたらよかったのにね

甘い思い出だけを食べていけたらよかったのにね

一つ一つ 確実に先に進んでいく僕らには
立ち止まることなど許されなくて

一つ一つ 確かなものを手に入れてきたつもりだけど
本当に今残っているものはどのくらいあるのだろう

waiting for...

2002年11月6日
あの日の君の瞳は
僕に答えを求めていたのに
僕は気づかないふりをして
君の横を通り過ぎた

ただ一歩踏み出す勇気が出せずに
扉の前でいつまでも立ちすくんで

待っていれば手に入れられるものだと
いつの間にか自分をだまして過ごして
いつの間にか大切なものを失っていた

時の狭間に

2002年11月5日
永遠という言葉ほど曖昧なものはなくて
ひたすら前に進み続けて
ずっとずっと走り続けて
振り返って初めて
そこに「永遠」というものがあったことを知る

「今」は
「過去」の積み重なった先にある先端であり
僕らの一瞬一瞬は
常に「過去」と「未来」の狭間にある

心は変わってゆく
人は変わってゆく
永遠とは自ら作り上げていくもの
絶対の自信なんてどこにもないから
曖昧なことなんて言えないのだけど

それでも僕らは「永遠」という言葉に
自分の希望を託して
今日もまた一歩 
未来に向かって踏み出していく


遠い手

2002年11月3日
手のひらから零れ落ちてゆく

遠い記憶

確かにそばにいたのに

そのぬくもりさえ曖昧になってゆく

時は全てを風化させて

確かだと信じていたものが崩れてゆく瞬間

私は何を見るのでしょう
私の目は何をうつすのでしょう

2002年10月31日
遠い光の中で
君の声を聴く

どうぞずっとそのままで

あなたはあなたのままで

光の中で君は
遠く隔てられたまま
そして優しく微笑んで
そのまま背中を向ける

手は届かない
声も届かない

触れたいのに
抱きしめたいのに

遠く隔てる光は強く
僕の心は届かない

たちつくす

2002年10月29日
どれだけ時間が過ぎたのか

あの時から時間はとまったままで
何も見えず 
何も聞こえず

でも本当は
何も見たくなかっただけ
何も聞きたくなかっただけ

時間の流れを受け入れたら
あなたのことも全て忘れてしまいそうで

新しい自分になりたくはなかった
あなたのことを覚えていられるなら
ずっとこのままでもいいと

ずっと

fear

2002年10月27日
静かな夜に
あなたの胸の中で
あなたの鼓動と寝息を聞きながら眠る

どうしてこんなに落ち着けるのだろう
自分でも不思議

安心するのに
同時に不安になる

あなたに会うまで
こんな気持ちは知らなかった

あなたを大事に思うほど
あなたを失うことがこわくなる

自分が消えること以上に
このぬくもりを失うことがこわくなる

2002年10月24日
手をのばすと届きそうなあなたの気持ちは
寸前のところでいつもすりぬけた

私をからかっているの
本当は誰を見ているの

私の気持ちはいつでも届かない

あなたはいつも意地悪で
たまに見せる優しさで私を虜にしていた

切なる想い

2002年10月23日
君はいま どこにいるのだろう

風の中だろうか

花に囲まれているのだろうか

君はいま どこにいるのだろう

手の届かない遠いところ

私からは見えないところ

笑っていますか?

私の声は届きますか?

いつまでも 忘れられない

やわらかく響く声


どうぞいつまでも 
君が笑顔でいてくれますように

どんなに離れた場所にいても
君が笑顔でいてくれますように


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