偽りなく

2004年8月24日
だきしめてほしいと
あなたの耳元で囁けたら
どんなに幸せだろう

何の枷もなく
あなたにまっすぐな気持ちで
愛していると言えたら
どんなに満たされるだろう


あなたにたとえ
受け入れてもらえなくても

         

拮抗

2004年8月24日
踏みとどまろうとする心と
飛び立ってしまおうとする心

それは
弱さと衝動

どちらにも踏み出せず
危ない橋の上に立っている

誰が背中を押したとしても
あなた以外の人が手を差し伸べない限りは

私は動けない

めざめないで

2004年8月18日
眠ってしまったあなたの頬に
自分の頬をすりよせてみる

その唇を 
肌を
指で触れてみる

今はまだ
目覚めないで

本当は起きてても
眠ったふりをしたままでいて

もうすこし
もうすこしだけでいいから
夢のようなこの時を抱きしめさせていて

手の届かない青

2004年8月14日
ひどく
懐かしい笑顔に
思いがけず夢の中で逢えた

目が覚めて

思わず涙が伝うほどに

逢いたいと思えども
叶わぬ願いだと思っていた

夢の中でなら
叶うことだったなんて
今更のように気づいた

今度
逢えるのはいつだろう?

すき

2004年8月14日
すきって言葉

たったこの二文字を言うために

何度も逡巡して
口に出しかけては ためらって

また 飲み込んでしまう

早く

何度でも耳元で囁ける
関係になれたらいいのに

倍速

2004年8月13日
あなたの気持ちは
もう
わかりすぎるほどわかっているのに

加速していくばかり

それでも

この想いは

うそつき

2004年8月1日
乾いた笑い声
空に投げて
空虚な心を持て余す

君の事知りたくないなんて嘘だよ

君の言葉全てを聞き漏らすまいと必死なんだ

不確定

2004年8月1日
あなたが少しでも
私を捕まえてくれるようなそぶりを見せてくれたら
私はいつでもあなたの胸に飛び込むのに

両手を広げて待っていてくれるのなら
いつでも私は傍に行くのに

確証がない恋はできないの

これほどまでに
私は狡い

薄っぺら

2004年8月1日
あなたが
いつも笑ってくれって言ったから
いつも笑顔であなたの傍にいました

そうしたら

いつのまにか
あなたには何も伝わらなくなって

貼り付けたような笑顔だけ
薄っぺらな笑顔だけ

眠りにつくまで

2004年8月1日
眠りにつくまでに
あなたのことを考えて

瞼の裏にとどめたまま
そのまま夢へと墜ちてゆきたい

だから
笑った顔だけでいいよ

衝動

2004年7月31日
あなたといられるだけでいいっておもってたのに

いつのまにかあなたにふれたくてしかたがなくて

だきついてしまいたいというきもちをおしころす

シンメトリー

2004年7月27日
風は吹くけど生温くて
ひどく居心地の悪い日々

変化の兆しはあっても
そこから動き出そうとしない
私たちを象徴しているかのよう

シンメトリーな日々

本当の声

2004年7月26日
上っ面の言葉なんか要らないから
貴方の本心を見せて

何度も尋ねたのは
貴方の本音が聞きたかったから

刃のような言葉でいいから
本当の貴方の声を聞きたいの

片思いの日々

2004年7月24日
なんでもない意地悪が
とてもいとしくて大切な思い出になりました

だから

2004年7月6日
あなたが抱えている
苦しみが痛いほどわかるから

私は踏み出せない

あなたが傷ついた瞬間を考えるたび
胸が切なさで苦しくなる

あなたはきっと
まだ
ひきずっているから

だから
私は
踏み出すことができない

あふれる

2004年7月6日
悩んでいるときほど
言葉が溢れてくる

悩んでいなければ
私の心は沈黙したままなのに

背中を丸めて

2004年7月6日
背中を丸めて
時が過ぎるのを待てば
あなたへの気持ちもきっと戻ってくるから

背中を丸めて
時が過ぎるのを待とう
あなたへの気持ちが戻ってくるまで

冷血

2004年7月6日
あなたが流す涙を見ても
なんとも思えなかった

あれほど愛しいと感じた
あなたの髪も頬も手も足も
ひどく遠い

描いていたあなたとの未来も
今はひどく遠い

私はあなたを泣かせてしまった
私があなたを泣かせてしまった

どうしてこんなにも冷血に
気持ちは変わってしまえるのだろう

  細胞は徐々に死んでゆき
  生まれ変わってゆくので
  人は何年後かには
  別人になってしまっているのだそうだ。

あなたと出会ったときの私と
今の私は
確実に別人なのだろう

あなたは何も変わらないのに
私だけが変わってしまった

私だけが

変わってしまった

予感

2004年7月6日
ひどくつらいけれど

どこかで確信している
密やかな予感

君はいつか
いつかきっと
僕のもとを去るのだろう

告げられることを確信しながらも

居心地のいい現状に溺れてる

できることならもっと先であればいい
気付かないふりをしたままで
幸せな日々が続くのならば

目覚めなければ。

2004年7月5日
夢を見続けていられたならよかったのに。

心地よい感触。

夢のような日々。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索