道標
2003年11月18日あなたの声は
どこまでも
遠く 遠く響いていく
その透明な声は
あたたかな
太陽の日差しにもなり
受けとる人によっては
涼しい風となる
時には涙を誘い
時には微笑を与えながら
あなたの声は
どこまでも遠く
いつまでも いつまでも
いつからだろう
その声は
僕の心にもずっと
ずっと 響き続けていて
たとえ途絶えても
途絶えてしまったとしても
その美しい
綺麗な声は
僕の道標となり
いつまでも
僕の行き先を示してくれる
あなたに出会えてよかった
vivid silence
2003年11月16日沈黙さえ
愛しかった
君との会話が途切れても
苦痛なんかじゃなかった
同じ時
同じ場所に
一緒にいられること全て
とても
とても幸せで
二人の間を流れてく時間は
優しく僕らを包んで
僕らは黙って身を任せた
共有してる時間と
場所と
気持ちと
当たり前に揃っていたから
その大切さに気付けなくて
失ってから初めて気付いた
それがどんなに貴重だったのか
沈黙さえ
愛しかった
君とだったから
君と一緒だったから
愛しかった
君との会話が途切れても
苦痛なんかじゃなかった
同じ時
同じ場所に
一緒にいられること全て
とても
とても幸せで
二人の間を流れてく時間は
優しく僕らを包んで
僕らは黙って身を任せた
共有してる時間と
場所と
気持ちと
当たり前に揃っていたから
その大切さに気付けなくて
失ってから初めて気付いた
それがどんなに貴重だったのか
沈黙さえ
愛しかった
君とだったから
君と一緒だったから
冷たいなみだ
2003年11月5日落とした涙に
光がうつって
乱反射する
僕の気持ちもうつしたその光に
改めて
僕の冷たさに気づいて
はっとする
君の気持ちはうつらない
静かにただ涙を落とし
僕をじっと見据える
冷たい光
冷たい涙
僕の心
光がうつって
乱反射する
僕の気持ちもうつしたその光に
改めて
僕の冷たさに気づいて
はっとする
君の気持ちはうつらない
静かにただ涙を落とし
僕をじっと見据える
冷たい光
冷たい涙
僕の心
respect
2003年10月23日あなたに会えたから
私は自分の小ささに気づき
あなたに会えたから
私は歩むべき道を見つけた
今まで私の中で
いつも空白だったポスト
身内以外に
そう思える人なんていなかった
あなたの弱さも
強さも
しなやかさも
すべて
そうなれたら と
願わずにはいられない
私は自分の小ささに気づき
あなたに会えたから
私は歩むべき道を見つけた
今まで私の中で
いつも空白だったポスト
身内以外に
そう思える人なんていなかった
あなたの弱さも
強さも
しなやかさも
すべて
そうなれたら と
願わずにはいられない
流れゆく
2003年10月22日大切にしていた時計は
いつの間にか止まってしまっていた
僕はいつから
君を忘れてしまったのだろう
気づかずに
流れてしまっていた時間
過ぎ去っていく景色の中に
君の面影が
遠く
遠く映る
大切にしていたのに
あんなにも
大切にしていたのに
埃をかぶってしまった時計
君の面影と一緒に
彼のぬくもり
2003年10月20日寒いだろって
あなたは手を差し出す
私は
恥ずかしくて
その手をとれなかった
手袋があるし
なんて言って笑って
あのときくらい
甘えていればよかった
時には甘えることも
恋には必要ってこと
さよならのあと
あなたに言われて
やっとわかった
本当は知りたかったのに
あなたの手から
あなたの温かさを
Thank you.
2003年10月16日私は
自分で思っている以上に
きっと
愛されている
人恋しくて
寂しくてたまらない時には
すかさず
手をさしのべてくれる人がいる
どんなに寂しくて
苦しくても
私を思ってくれる人がいる限り
私は大丈夫
一人でも
歩いていける
sky high
2003年10月15日この空がどこまでも続いていく限り
「絶対」とか
無責任なこと
あんまりいえないけど
僕は君のことを
好きでいようと思う
好きでいたいと思う
そう
思い続けることで
限りなくこの思いは
永遠になっていくから
僕は君への気持ちを抱きしめて
ずっと
生きていこうと思う
daylight
2003年10月14日僕がはなった光は
遠く 遠く射して
君の足元まで届いてた
君の足元を 照らしてた
僕は気づかなかった
君の放った光は
遠く 遠くどこまでも
幾人もの足元を照らし
また 今日も歩く勇気を
たくさんの人に与えている
君もまた
気づいてはいないだろう
互いが互いのためにあり
必要とし
必要とされている
君と
逢えてよかった
遠く 遠く射して
君の足元まで届いてた
君の足元を 照らしてた
僕は気づかなかった
君の放った光は
遠く 遠くどこまでも
幾人もの足元を照らし
また 今日も歩く勇気を
たくさんの人に与えている
君もまた
気づいてはいないだろう
互いが互いのためにあり
必要とし
必要とされている
君と
逢えてよかった
かすかな期待
2003年10月7日期待を
してしまったら
叶わなかったときに
余計におちこむだけだから
期待なんて
しないようにしてたけど
どうしても
心のどこかで
叶うことを祈ってる
苦しい思いを
繰り返すだけなら
何も考えられなくなってしまったほうが
いっそ楽なのに
してしまったら
叶わなかったときに
余計におちこむだけだから
期待なんて
しないようにしてたけど
どうしても
心のどこかで
叶うことを祈ってる
苦しい思いを
繰り返すだけなら
何も考えられなくなってしまったほうが
いっそ楽なのに
君がいた日々
2003年10月4日いつか
こんな日々も当たり前になって
心に蓋をして
何かで埋め合わせているうちに
笑ってすごせるようになるのだろう
あの日々も
懐かしく笑って思い出せるようになるのだろう
でも
今はそんな日々がくることさえも
寂しくて
ただ寂しくて
切なくて
秋
2003年9月28日ふわりと吐き出した息は
白く浮かんで空気にとけた
季節は巡ってゆく
いつのまにか
蝉の声は聞こえなくなり
虫の音は秋の声
今
この瞬間に感じた気持ちを
忘れずにおこう
切なく寂しく
来たる冬に向けて
静かに準備をする秋の気配が
これから何度も
季節が巡るたび
忘れたくない
この気持ちを鮮やかに
思い出させてくれるはずだから
風に伝言
2003年9月27日遠く目を細め
眺める草原に
風渡り
髪を撫で
頬を撫で
通り過ぎてゆく
時間をかけ
ゆっくりと
風は過ぎ去り
いつか
君の町にも届くだろう
遠く離れても
僕らはこの空の下
同じ空気を吸って
同じ時間の中を生きている
僕はそっと
願いを乗せる
君の髪をくすぐりながら
風はきっと届けてくれるだろう
そっと伝えてくれるだろう
僕の小さな願い事
珠玉の日々
2003年9月26日わかっていたのに
ないがしろにして
大切にしようと思った瞬間から
日々は早送りで過ぎていく
珠玉の宝石のように
光り輝く
手の届かない日々よ
笑って手を振るには
まだつらすぎるけれど
きっと戻れないからこそ
光り輝く時間
大切な記憶
失えない過去
私を形作ったものたち
ないがしろにして
大切にしようと思った瞬間から
日々は早送りで過ぎていく
珠玉の宝石のように
光り輝く
手の届かない日々よ
笑って手を振るには
まだつらすぎるけれど
きっと戻れないからこそ
光り輝く時間
大切な記憶
失えない過去
私を形作ったものたち
旅路
2003年9月25日いつも何かを探し続けている
答えがみつからない
迷子のようだ
誰と出会えば答えがみつかるの
何をすれば答えがみつかるの
何を探し続けてるのかさえ
わからずに追い求めている
答えがみつからない
迷子のようだ
誰と出会えば答えがみつかるの
何をすれば答えがみつかるの
何を探し続けてるのかさえ
わからずに追い求めている
letter
2003年9月24日たくさんの出会いと別れに
泣いたり笑ったり
忙しく毎日を過ごしています
あなたとはずっと
連絡をとっていないけれど
きっと会えたら
笑って話せるのでしょう
永遠の別れに
涙することもあるけれど
別れはいつも
永遠ばかりではないから
広いこの空の下で
何億分の1の確率で
出会うことのできた人たちを
大切にすることが
幸せになる方法なのでしょう